職業講話「クリエイティブ思考とは」

岐阜市内の中学校を対象に、プロボノ活動として「クリエイティブ思考とは」と題した授業を行いました。

当初 学校様からは「デザインの仕事がどういったものかを話してください。」と依頼を受けましたが、我々メンバー間で、

「仕事紹介をするだけで、本当に学生さんのためになるのか?」

「デザイン以外のいろんな職業に就く全ての学生さんにとって、意味のある話とは何か?」

と議論になり 最終的に「クリエイティブ思考とは」というテーマに辿り着きました。

AIやロボットが浸透するこれからの社会では、クリエイティブ思考こそがどんな職業であれ武器になることをお話し、最後に学生の皆さんにクリエイティブ思考を実演してもらいました。

演習では、普段使っている学校の“下足箱”について、下記の手順でデザインに挑戦していただきました。(授業では、あえてデザインと言わずに「クリエイティブ思考の演習」と最後まで伝えています。)

・自ら課題を見つけ、自分なりにその課題を再解釈すること。

・課題を見つけると同時に解決策を考え始めること。

・自分の知識や経験、記憶、感情に基づき、自分なりの解決策を考えること。

(※上記3点はLOFが考える「クリエイティブ思考」の定義です。)

良いクリエイティブ思考のためには自分らしさを磨くことが大切であり、そのためには様々な経験やたくさんの感動が必要であり、そのために今は 目の前の勉強(だけでなく)、部活、遊び、恋愛など、いろんなことに全力で取り組んでください!

とエールを送って授業を締めました。

伝えたい事が十分に伝わったか不安ですが、将来皆さんが 社会で自分らしく活躍してくれる事を祈っております。